NVボックス13は、今ではメダカ飼育容器の定番となっているコンテナです。
リーズナブルで扱いやすいサイズ感ですので、我が家でも多用していますが、弱点もあります。
我が家の飼育環境における使い方などを紹介しますので、導入時の参考にしてください。
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京都でメダカ飼育をしており、2024年9月より右京区嵯峨野にて無人販売も開始しました!
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NVボックス13の特徴
軽量で耐久性も高く、リーズナブルである点が人気の理由です。
ホームセンターなどで取り扱いが多く、手軽に入手できるのもポイント。
他容器との比較
容器 | 水量 | 参考価格 |
---|---|---|
NVボックス13 | 約13L | 350円前後 |
NVボックス22 | 約22L | 600円前後 |
トロファスト | 約20L | 400円前後 |
他の定番容器と価格や水量などを比較してみました。
水量や水深を考慮するとトロファストが良いのですが、近くにIKEAがないと手に入らないのがネックですね。
大量購入なら配送もありますが、そんなにたくさん要る人は多くないと思います。
屋外飼育では扱いにくい!?

NVボックス13は、浅くて水量は少なめです。
黒色の場合は、水温も上がりやすく、夏場は温度変化が大きいのが弱点。
日当たりの良い場所に置くとメダカの負担にもなるので、注意が必要です。
水温変化が気になるならブルーやクリアなどもあるので、そちらを検討するのも良いでしょう。
NVボックス13の飼育数目安

満水では約13Lですが、メダカが飛び出すこともあるので、実質的に使えるのは10〜12L程度です。
飼育密度はメダカの場合、1Lに対して1匹の容量が基準とされているので、10匹程度までなら問題なく飼えるでしょう。
水質が悪化しやすい室内飼育で使用するなら、飼育密度を考慮して2Lに対して1匹程度が無難です。
1〜3ペア、6匹程度までにしておくのが良いでしょう。
セリアのベジストッカーと好相性だが...。

セリアの野菜ストッカー(ベジストッカー)を仕切りにして、飼育している投稿などをSNSなどでよく見かけます。
良いなと思って、筆者も真似してみましたが、正直使い勝手は悪かったです。
水量的には、1ペアずつ飼育することも十分可能なのですが、メダカ的にはスペースが狭くてストレスになっていそう。
メダカのサイズによっては隙間から抜けることも多く、かえって管理が面倒、さらに通水性が悪いのも難点。
それでも無理やり使ってみる

無駄にベジストッカーを購入してしまったので、無理やり使いたい衝動。
飼育数を減らし、飼育するメダカのサイズを限定。
あとは、通水性が改善できればなんとか使えそうなので、トライしてみました。
ベジストッカー3つパターンで良い感じかも。

ベジストッカーは3つだけ入れて、空いたスペースに投げ込みフィルターとろ材を突っ込んで、水質安定化を図る作戦に。
ロカボーイSにパワーアップパイプをつけ、3つのベジストッカーに掛け流してやれば、エアレーションも不要で通水性や油膜なども解決!
他空いたスペースは、ダイソーの小さいコンテナに入れた赤玉土とスポンジフィルターで濾過をサポート。
このスタイルで立ち上げてからはかなり水質も安定し、調子の悪いメダカもほとんどいません。
各区画はベアタンクの状態ですので、メンテナンス性も良い感じです!

パワーアップパイプは高さに合わせて切って使用、ロカボーイのフィルターはストロングスポンジに交換済み。
余ったろ材もなんかもったいないから、ロカボーイの上に乗っけてます。
室内飼育にはベストな容器かな?

屋外では温度変化も大きく使いにくかったので、現在は先に紹介したパターンで室内飼育の容器として使っています。
容器自体は軽くて取り回しに優れ、浅い容器ですので、メンテナンス性も良好。
メダカの数が多い場合は不向きですが、省スペースで複数品種飼育することもできています。
飼育数が多い場合は、NVボックス22と使い分けましょう。
コストパフォーマンスは抜群です!

NVボックス13は、リーズナブルで手軽に手に入り、そこそこの水量と耐久性もある優秀な容器です。
黒色は時期によって屋外では使いにくいですが、室内であれば十分使えておすすめ。
屋外でも日当たりが強過ぎなければ十分使えますが、水量は若干少ないので、やはり温度変化に注意が必要。
屋外飼育メインなら、水量と水深が確保できるトロファストの方が、年中使えておすすめです。