メダカボックスの定番容器となっているNVボックスシリーズ。
我が家でもNVボックス22とNVボックス13は愛用中。
本記事では、NVボックス22の特徴や他容器との比較、使用感などを紹介します。
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NVボックス22の特徴
人気の高いNVボックス13のワンランク大きいサイズです。
NVボックス13と同様、軽量で耐久性も高く、リーズナブル。
ホームセンターなどで取り扱いが多く、手軽に入手できるのもポイント。
他容器との比較
容器 | 水量 | 参考価格 |
---|---|---|
NVボックス13 | 約13L | 350円前後 |
NVボックス22 | 約22L | 600円前後 |
トロファスト | 約20L | 400円前後 |
他の定番容器と価格や水量などを比較してみました。
NVボックス13やIKEAのトロファストと比較すると、値段は少し高め。
水量が多いので、NVボックス13でキャパが足りない場合におすすめです。
NVボックス13より屋外飼育で扱いやすい

NVボックス13より水量が確保できるので、水温変化なども少なく、屋外では扱いやすいです。
NVボックス13では、すぐに水温や水質が変わってしまっていたところ、NVボックス22では多少マシになる印象。
黒色は色揚げに効果ありますが、日が当たり続けるともちろん温度は上がりやすいので、真夏の取り扱いに注意しましょう。
NVボックス22の飼育数目安

満水では約23Lですが、メダカが飛び出すこともあるので、実質的に使えるのは20L前後です。
飼育密度はメダカの場合、1Lに対して1匹の容量が基準とされているので、20匹程度までなら問題なく飼えるでしょう。
水質が悪化しやすい室内飼育で使用するなら、飼育密度を考慮して2Lに対して10匹程度が無難です。
4〜5ペア、10匹程度までにしておくのが良いでしょう。
NVボックス22のメリット・デメリット
開口部が広め
コンテナタイプなので、開口部が広く、水面の表面積が大きめです。
酸欠になりにくく、屋外飼育ではエアレーションなしでも十分使用できます。
メダカが広い範囲を泳ぐので、成長スピードも早くなる印象です。
底が浅い
メリットでもデメリットでもありますが、適度に浅い水深はポイント。
メダカが観察しやすく、メンテナンス性も高め。
水深が浅いと外気温の影響を受けやすく、夏場の高温や冬の凍結に注意が必要です。
カラーもいろいろ
ブラックやクリア、ブルーなど、さまざまなカラーがラインアップされています。
用途に合わせて、適切なカラーを選べるのが魅力。
メンテナンス性に加え、体外光やラメを重視するならクリアがおすすめ。
色揚げ目的なら、ブラックが適しています。
ブラックは高温注意、クリアは劣化しやすい?
ブラックは、夏場の高水温に注意しましょう。
水量がそこそこあるとはいえ、日が当たり続けると、すぐに温度が上昇します。
クリアは他カラーより劣化しやすいとの口コミもあり、取り扱いに注意しましょう。
使い方の工夫と失敗談

ダイソーの積み重ね収納ボックス4つがジャストサイズでしたので、複数品種管理できるかな?と思いチャレンジ。
底床にソイル、各ボックス内にロカボーイコンパクトを投入して、室内飼育してみました。
ところが、これが大失敗...。

病気を連発してしまい、多数のメダカをダメにしてみました。
恐らく複数の要因が絡みあっているとは思いますが、心当たりがある原因は以下↓
- 水温
- ソイルによる雑菌の繁殖
- 濾過能力の低さ
- 積み重ね収納ボックスの低い通水性
水温
水温20度をきると、病気が頻発していた気がします。
室内では水温20度以下にならないように気をつけ、今は23度前後で飼育するようになりました。
水温が低いと水カビ病が発生しやすいのですが、まさに水カビ病が頻発していたので、要因のひとつとして考えられます。
ソイルによる雑菌の繁殖
水カビの原因となる菌がソイルで繁殖していたのかもしれません。
ソイルはバクテリアを繁殖させ水質を維持する効果もありますが、悪影響を及ぼす細菌まで増やしてしまうことも。
底に敷くとメンテナンス性も悪いので、メダカの室内飼育では、やや扱いにくいかな?
濾過能力の低さ
ロカボーイコンパクトを使用していましたが、単純にろ材のスペックが低過ぎました。
ろ材が小さ過ぎて、すぐに水が悪化する印象。
4つ入れてもダメだったので、戦力外にしました。
積み重ね収納ボックスの低い通水性
水の通る部分が少ないただの箱でしたので、水が滞留して、水質悪化に繋がっているような気がしました。
加えて、濾過能力の低さと水温の低さもあり、ソイルで雑菌が繁殖→病気の発生と悪循環が続いた感じです。
穴を開けるなどして、もっと水が動くようにしたら改善されたかな?
シンプルな使い方

今は1個のNVボックス22に対して1品種で飼育しており、数が多い品種用の飼育容器として使っています。
濾過はスポンジフィルター1個と、ザルに入れたソイルで回っている状態。
水温も23度前後で保っていると、頻発していた病気もなくなり、今は安心して飼育できています。
ソイルは敷くよりザルに入れた方が、通水性も上がるし、なによりメンテナンスが楽になりますね。

積み重ね収納ボックスは、悪夢の再来が怖いので、しばらく封印します...。
水温に気をつけてスポンジフィルター×4のみのセッティングでもいけそうな気はしますが。
とりあえず、サイズ感はジャストなので、加工など工夫して複数品種管理用に使えないか、今後も試していきます。
良い使い方があったらまたご紹介しますね。
屋外でも室内でも使えるハイコスパ容器です!

NVボックス22は、そこそこの水量があり、屋外でも室内でも使いやすいです。
水量に対してのコスパはトロファストに敵いませんが、ホームセンターなどで手に入りやすい点は魅力。
トロファストの黒色は廃盤ですので、色揚げを目的にしている方にはおすすめですね。