メダカ飼育

【メダカ飼育】NVボックス22の特徴や使い方を紹介!

メダカボックスの定番容器となっているNVボックスシリーズ。

我が家でもNVボックス22とNVボックス13は愛用中。

本記事では、NVボックス22の特徴や他容器との比較、使用感などを紹介します。

この記事を書いた人

当ブログにお越し頂きありがとうございます!管理人のTsukiと申します。

京都でメダカ飼育をしており、2024年9月より右京区嵯峨野にて無人販売も開始しました!

当ブログでは皆様の飼育の参考になればと思い、日々の飼育に関する内容を発信中♪

お問い合わせやご相談もSNSより受け付けておりますので、お気軽にどうぞ!

判る範囲でお答えします。

NVボックス22の特徴

  • 外寸/幅37.0x奥行53.6x高さ16.2cm
  • 内寸/幅31.9x奥行44.9cm
  • 水量/約23L
  • 重量/1.0kg

人気の高いNVボックス13のワンランク大きいサイズです。

NVボックス13と同様、軽量で耐久性も高く、リーズナブル。

ホームセンターなどで取り扱いが多く、手軽に入手できるのもポイント。

他容器との比較

容器水量参考価格
NVボックス13約13L350円前後
NVボックス22約22L600円前後
トロファスト約20L400円前後

他の定番容器と価格や水量などを比較してみました。

NVボックス13やIKEAのトロファストと比較すると、値段は少し高め。

水量が多いので、NVボックス13でキャパが足りない場合におすすめです。

NVボックス13より屋外飼育で扱いやすい

NVボックス13より水量が確保できるので、水温変化なども少なく、屋外では扱いやすいです。

NVボックス13では、すぐに水温や水質が変わってしまっていたところ、NVボックス22では多少マシになる印象。

黒色は色揚げに効果ありますが、日が当たり続けるともちろん温度は上がりやすいので、真夏の取り扱いに注意しましょう。

NVボックス22の飼育数目安

満水では約23Lですが、メダカが飛び出すこともあるので、実質的に使えるのは20L前後です。

飼育密度はメダカの場合、1Lに対して1匹の容量が基準とされているので、20匹程度までなら問題なく飼えるでしょう。

水質が悪化しやすい室内飼育で使用するなら、飼育密度を考慮して2Lに対して10匹程度が無難です。

4〜5ペア、10匹程度までにしておくのが良いでしょう。

NVボックス22のメリット・デメリット

  • 開口部が広め
  • 底が浅い
  • カラーもいろいろ
  • 黒は高温注意

開口部が広め

コンテナタイプなので、開口部が広く、水面の表面積が大きめです。

酸欠になりにくく、屋外飼育ではエアレーションなしでも十分使用できます。

メダカが広い範囲を泳ぐので、成長スピードも早くなる印象です。

底が浅い

メリットでもデメリットでもありますが、適度に浅い水深はポイント。

メダカが観察しやすく、メンテナンス性も高め。

水深が浅いと外気温の影響を受けやすく、夏場の高温や冬の凍結に注意が必要です。

カラーもいろいろ

ブラックやクリア、ブルーなど、さまざまなカラーがラインアップされています。

用途に合わせて、適切なカラーを選べるのが魅力。

メンテナンス性に加え、体外光やラメを重視するならクリアがおすすめ。

色揚げ目的なら、ブラックが適しています。

ブラックは高温注意、クリアは劣化しやすい?

ブラックは、夏場の高水温に注意しましょう。

水量がそこそこあるとはいえ、日が当たり続けると、すぐに温度が上昇します。

クリアは他カラーより劣化しやすいとの口コミもあり、取り扱いに注意しましょう。

使い方の工夫と失敗談

ダイソーの積み重ね収納ボックス4つがジャストサイズでしたので、複数品種管理できるかな?と思いチャレンジ。

底床にソイル、各ボックス内にロカボーイコンパクトを投入して、室内飼育してみました。

ところが、これが大失敗...。

病気を連発してしまい、多数のメダカをダメにしてみました。

恐らく複数の要因が絡みあっているとは思いますが、心当たりがある原因は以下↓

  • 水温
  • ソイルによる雑菌の繁殖
  • 濾過能力の低さ
  • 積み重ね収納ボックスの低い通水性

水温

水温20度をきると、病気が頻発していた気がします。

室内では水温20度以下にならないように気をつけ、今は23度前後で飼育するようになりました。

水温が低いと水カビ病が発生しやすいのですが、まさに水カビ病が頻発していたので、要因のひとつとして考えられます。

ソイルによる雑菌の繁殖

水カビの原因となる菌がソイルで繁殖していたのかもしれません。

ソイルはバクテリアを繁殖させ水質を維持する効果もありますが、悪影響を及ぼす細菌まで増やしてしまうことも。

底に敷くとメンテナンス性も悪いので、メダカの室内飼育では、やや扱いにくいかな?

濾過能力の低さ

ロカボーイコンパクトを使用していましたが、単純にろ材のスペックが低過ぎました。

ろ材が小さ過ぎて、すぐに水が悪化する印象。

4つ入れてもダメだったので、戦力外にしました。

積み重ね収納ボックスの低い通水性

水の通る部分が少ないただの箱でしたので、水が滞留して、水質悪化に繋がっているような気がしました。

加えて、濾過能力の低さと水温の低さもあり、ソイルで雑菌が繁殖→病気の発生と悪循環が続いた感じです。

穴を開けるなどして、もっと水が動くようにしたら改善されたかな?

シンプルな使い方

今は1個のNVボックス22に対して1品種で飼育しており、数が多い品種用の飼育容器として使っています。

濾過はスポンジフィルター1個と、ザルに入れたソイルで回っている状態。

水温も23度前後で保っていると、頻発していた病気もなくなり、今は安心して飼育できています。

ソイルは敷くよりザルに入れた方が、通水性も上がるし、なによりメンテナンスが楽になりますね。

積み重ね収納ボックスは、悪夢の再来が怖いので、しばらく封印します...。

水温に気をつけてスポンジフィルター×4のみのセッティングでもいけそうな気はしますが。

とりあえず、サイズ感はジャストなので、加工など工夫して複数品種管理用に使えないか、今後も試していきます。

良い使い方があったらまたご紹介しますね。

屋外でも室内でも使えるハイコスパ容器です!

NVボックス22は、そこそこの水量があり、屋外でも室内でも使いやすいです。

水量に対してのコスパはトロファストに敵いませんが、ホームセンターなどで手に入りやすい点は魅力。

トロファストの黒色は廃盤ですので、色揚げを目的にしている方にはおすすめですね。

にほんブログ村ランキングに参加しています。

以下のバナークリックで応援お願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

-メダカ飼育